成田市 関東地方の東部、千葉県の北部中央の北総台地に位置する商業都市

成田市(なりたし)は、関東地方の東部、千葉県の北部中央の北総台地に位置する商業都市です。

成田国際空港や成田山新勝寺などで知られているほか、東京の衛星都市としても知られています。

業務核都市に指定されています。

成田市なりたし
国 日本
地方 関東地方
都道府県 千葉県
団体コード 12211-4
面積 213.84 km²
総人口 124,328 人
(推計人口、2007年10月1日)
人口密度 581 人/km²
隣接自治体 富里市、香取市
印旛郡-酒々井町、栄町、本埜村、印旛村
香取郡- 多古町、神崎町
山武郡-芝山町
茨城県稲敷郡-河内町
市の木 ウメ
市の花 アジサイ
市民の日
市キャッチフレーズ 3月27日
空港(そら)交流(ふれあい)
希望(ゆめ)創造都市成田

成田市役所
所在地 〒286-8585 千葉県
成田市花崎町760

概要

成田山新勝寺、宗吾霊堂の二大霊場を有する門前町として栄えました。

明治期には宮内庁下総御料牧場が置かれるなど、1950年代まで観光と農業の振興を二大施策とした田園都市でありました。

1960年代に入ると市の南東部に「新東京国際空港」(現・成田国際空港)の建設が決定され、1978年の空港開港と高度経済成長とともに、市域の経済・産業構造に多大な変化がもたらされる事になります。

かつては純農村であった本市だが、現在では農業人口は減少し、都市近郊農業型へと転換しています。

その反面、空港関連のサービス業など第三次産業が生まれ、新たな雇用が創出されました。

また観光面ではかつて程の活況は無くなりつつあるが、成田山新勝寺では現在も正月三が日だけで270万人以上、年間約1000万人もの参拝客で賑わい、全国屈指の霊場の町であります。

空港は市街地から離れた丘陵部に位置しているため、騒音被害をほとんど受けない地域も多いです。

空港用地の一部がかかる山武郡芝山町などの被害は見過ごされがちであります。

空港用地の大部分は成田市に属するため、関連の税収は成田市に入ることが多く、財政の豊かさは全国有数であります。

しかし、騒音被害を受けるのは空港周辺と航路直下であるため、利益を独り占めしているという批判もあります。

なお2008年に開港30周年を迎えるが、現在も空港の完全開港はなされていないです。

現在、地域と共生する空港づくり掲げ、航空需要の増大に従う騒音問題などに向き合っています。

1986年には一極集中の回避を目的とする業務核都市に指定され、千葉県からは千葉新産業三角構想の中核都市として位置付けられています。

国の構造改革特別区域法に基づき2003年4月21日に国際空港特区、同年5月23日には国際教育推進特区に認定されました。

2006年(平成18年)3月27日、香取郡下総町、大栄町を編入しました。

平成19年1月21日は、前市長の逮捕に伴う出直し選挙となりました。

地理

成田山新勝寺及びその門前町を中心に展開しています。

東京から50km圏内、(成田国際空港は都心から65km圏内)千葉市から30q圏内に位置します。

面積は213.84km²で、県土の4.2%。市の南西部に門前町(旧市街地)とニュータウンが、南東部の丘陵地帯に成田国際空港があります。

これらの地域を除くと殆どが農村地帯です。

市の西部にある印旛沼、北辺の茨城県との県境を流れる利根川から農業用水の取り込みを行っています。

又、利根川は市民にとって重要な水源でもあります。

地形

千葉県北部中央の北総台地に位置します。

標高は1m(安西地先)〜42m(南三里塚地先)となっています。

市域の5分の3は海抜10〜40m の丘陵部で、関東ローム層が地表を覆う高燥な台地となっています。

残りは印旛沼や根木名川水系から入る浸食谷によって複雑な地形と低湿地帯と対照的な地形で、土地利用も全く異なります。

台地部では山林と畑が混在し野菜畑や落花生畑、牧草地などに、低地部は豊かな水に恵まれ水田に利用されてきました。

現在も美しい田園風景が広がっています。

また、下総台地の崖下に市街地が広がっており、「急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律」に該当する急傾斜崩壊危険区域が市内に68箇所あります。

成田層(固結した砂層)が雨水によって侵食され、固結粘土層との間にすべりを生じ関東ローム層とともに崩壊する事例が台風などによる大雨により発生する事が度々あり、擁壁工などの整備が進められています。

市域

広ぼう:東西20.1km 南北19.9km

自然

一級河川:利根川、大須賀川、根木名川、派川根木名川、尾羽根川、荒海川、小橋川、取香川、十日川、派川十日川、竜台川

池沼:北印旛沼、坂田ケ池、弁天池、バタ池(羽田池)、西池、浅間池

気候

年間の平均気温は約15℃、年間降水量は約1,400mmです。

温暖な千葉県としては、寒冷な地域といえます。

春から夏にかけて南西の風が強く吹く事が多く、夜間に放射霧が発生する割合が高いです。

霧が発生し易い理由として内陸性気候で気温の日較差が激しく、周辺の利根川、印旛沼、中小河川、耕地や水田などが多湿な状況を作り出している事が挙げられます。

隣接する自治体

香取市
富里市
印旛郡 : 印旛村、栄町、酒々井町、本埜村
香取郡 : 神崎町、多古町※
山武郡 : 芝山町
茨城県稲敷郡 : 河内町
※成田市内に香取郡多古町一鍬田の飛地が存在します。

交通

航空施設

成田国際空港(成田空港)

道路

高速道路

東関東自動車道 成田JCT、大栄IC
新空港自動車道 成田IC、新空港IC
首都圏中央連絡自動車道(圏央道、建設中) 大栄JCT(仮称)、下総IC(仮称)

国道

国道51号(成田街道、佐原街道)
国道295号(空港通り)
国道296号
国道356号
国道408号
国道409号
国道464号

県道

有料道路

東総有料道路

主要地方道

千葉県道18号成田安食線
千葉県道43号八街三里塚線
千葉県道44号成田小見川鹿島港線
千葉県道62号成田松尾線(芝山はにわ道)
千葉県道63号成田下総線
千葉県道79号横芝下総線

一般県道

千葉県道102号成田両国線
千葉県道106号八日市場佐倉線
千葉県道112号成田成東線
千葉県道113号佐原多古線
千葉県道115号久住停車場十余三線
千葉県道137号宗吾酒々井線
千葉県道161号成田滑河線
千葉県道206号下総松崎停車場線

※()内は千葉県道路愛称名

市道及び農道
平成15年度末時点において、市道1,946路線681,727m、農道1,763路線440,843m が認定されています。

成田市の数字板設置交差点

市街中心部の交差点信号機に1〜17の数字板が設置されています。

これは、成田山新勝寺への初詣客や警備に当る県外からの応援警察官等への道案内用として設置されました。

全国的にも栃木県日光市の鬼怒川・川治温泉周辺しか無く、事例が少ないです。

成田ナンバー

国の規制緩和によりご当地ナンバーが認められ、2006年(平成18年)10月10日から「成田」ナンバーが導入されました。

対象地域は成田市、富里市、山武市、香取郡神崎町・多古町、山武郡芝山町・横芝光町であります。

なお旧ナンバーは「千葉」です。

当初、小林攻市長(当時)はローマ字での「NARITA」ナンバーの創設を要望したものの、「地域名は漢字二文字」という原則により2005年7月29日「成田」ナンバーと決定しました。

排気量125cc以下の二輪車についてはローマ字「NARITA」の併記が認められ、2006年3月27日の新市発足と同時に交付されました。

交通状況

成田山の初詣や、市内の大型ショッピングセンター、成田空港や関連企業、鹿島臨海工業地帯への大型車などへの車の流入が多いのが特徴です。

国道51号では「成田山入口交差点」が主な渋滞箇所。特に初詣期間中は断続的に数q から十数q の渋滞も見られます。

また、国道51号の千葉区間では成田市の寺台地先が最も交通量が多いです(平日24時間自動車交通量41,919台、平成17年)。

国道408号では大型車の通行できる並行道路が無く、成田ニュータウン、つくば方面、我孫子方面、成田空港方面などを結ぶ主要道路が交わります。

「土屋交差点」が主な渋滞箇所です。

近年、近隣の大型ショッピングセンターの開店に伴い休日の渋滞が増加したが、交差点改良工事により若干改善しました。

路線バス

千葉交通

成田に本社を置く京成グループの企業。会社の前身は1908年(明治41年)設立の成宗電気軌道です。

主にJR・京成成田駅から、成田市内、周辺の富里市、栄町、香取市などを結び運行しています。

また、成田空港からは空港内整備地区や周辺の芝山町、多古町方面を運行しています。

成田空港交通

成田に本社を置く京成グループの企業です。

1972年(昭和47年)設立しました。

成田空港駅(現東成田駅)と成田空港第1旅客ターミナルビルとを結ぶ連絡バスとして運行を開始ししました。

現在では、第1旅客ターミナルビルと第2旅客ターミナルビルとを結ぶターミナル連絡バス、空港と周辺市町村、ホテルなどを結ぶバスや高速バスの運行などをしています。

JRバス関東

JR成田駅と三里塚、多古、八日市場駅を結ぶバス(多古線)を主に運行しています。

過去、成田空港線開業に合わせて1978年(昭和53年)1月に多古営業所成田支所が開設されたが、組織改革の煽りを受けて1992年(平成2年)10月に廃止されました。

Circle Bus 成田市内循環バス(通称200円バス)

成田ホテルバス連合会が運営する運賃200円均一バスです。

市内の主な商業施設と7ホテルを結ぶ循環バスを運行しています。

路線は2ルートあり、Aルートは成田空港交通、Bルートは千葉交通に委託されています。

成田市観光循環バス

2007年3月15日から運行を開始、市内の観光名所を巡ります。

Aルート(3便)Bルート(4便)の計7便で、主なルートは、JR成田駅 - 成田山新勝寺 - イオンモール成田 - 成田空港第2旅客ターミナル - 成田空港第1旅客ターミナルなどです。

運賃200円、一日乗車券は500円。バスのデザインはかつて成田駅前と成田山、宗吾霊堂間を走った「成宗電気軌道」をモチーフにレトロな外観となっており、車内のモニターには、日本語・英語・中国語・韓国語の4カ国語による案内や、成田のイベントや名物などが紹介されます。

運行は、千葉交通成田営業所に委託されています。

成田市コミュニティバス

高速バス

大阪なんば・京都駅八条口〜浜松町・成田空港・銚子線
夜行高速バスが市内を通っています。

成田市は、大栄、成田空港第2ターミナル、第1ターミナル、京成成田駅の各駅に停車します。

千葉交通と南海バスによる共同運行です。

その他、成田空港から各方面へ高速バスが運行されています。

鉄道

東日本旅客鉄道

成田線:(本線)成田駅 - 久住駅 - 滑河駅、(我孫子支線)成田駅 - 下総松崎駅、(空港支線)成田駅 - 空港第2ビル駅 - 成田空港駅

京成電鉄

京成本線:公津の杜駅 - 京成成田駅 - 空港第2ビル駅 - 成田空港駅
東成田線:京成成田駅 - 東成田駅(芝山鉄道線接続)

廃止路線

成宗電気軌道:成田市内を走った路面電車。

成田駅前-成田山門間、成田駅前-宗吾間。

1910年(明治43年)12月〜1944年(昭和19年)12月※1927年(昭和2年)成田鉄道に改称しました。

成田鉄道多古線(旧千葉県営鉄道多古線):成田-八日市場間。1911年(明治44年)7月〜1946年(昭和21年)10月。

成田鉄道八街線(旧千葉県営鉄道八街線):三里塚−八街間。1914(大正3年)年5月〜1940年(昭和15年)8月。

成田空港アクセスの改良計画

鉄道

北総鉄道北総線の成田空港までの延長工事が事業化されています(京成成田新高速鉄道線)。

印旛日本医大駅から成田空港高速鉄道との接続点(土屋地区)までの路線延長計画で、2010年を目処に工事が始まっています。

現状の成田エクスプレスや京成スカイライナーは都心と成田空港を最短51分で結んでいるが、日暮里駅から空港第2ビル駅まで最短36分でアクセスが可能になる予定です(京成スカイライナー最大3本/h、一般特急最大3本/hを予定)。

成田市は千葉県及び茨城県の10市町村(成田市、柏市、我孫子市、白井市、印西市、栄町、印旛村、本埜村、利根町、河内町)で構成されている成田線複線化促進期成会(我孫子-成田)の会員であり、成田線の複線化、成田空港へのアクセス向上(成田新高速鉄道との交差部への新駅の設置)の早期実現に向けて活動しています。

道路

首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の伸長計画が事業化され、現在木更津ジャンクション - 東金インターチェンジ、松尾横芝インターチェンジ - 大栄ジャンクションの事業が計画されています。

神崎 - 大栄間は平成17年から用地買収を進めており、神崎インター付近では一部着工しています。

下総インターチェンジ(仮称)については国土交通省千葉国道事務所と設置に向けて協議検討中です。

また茨城県側の工事も着々と進んでおり、千葉新産業三角構想の一つであるかずさアカデミアパークや、官民の研究機関が集積する筑波研究学園都市、接続する東京湾アクアラインを介して横浜市、川崎市方面及び羽田空港への到達時間が大幅に短縮されるものと見られます。

また上記の京成成田新高速鉄道線開業と同時に、北総線と併走している一般国道464号北千葉道路の架け替えが計画されています。

こちらも起点は印旛村岩萩地先(印旛日本医大前)、終点は成田市大山地先となっています。









posted by 旅したい at 10:54 | Comment(0) | TrackBack(0) | 千葉県
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